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野口里佳『太陽』限定版 新古書
¥13,800
太陽(限定本) 野口里佳 ビニール未開封、函もついております。 写真は見本を撮影しております。 「太陽」は写真プリントを本の形態にした1冊だけのアーティストブックとして、2006年に初めて発表されました。08年カーネギーインターナショナル、09年の国立新美術館での展覧会においても注目を集めた作品です。今回18点の新作を加え、オリジナルに忠実に、細部にわたりこだわりのある仕様の限定版となりました。「太陽の色をうつす」という着想からはじまったこの連作は、誰にでも共有できる源でありながらも、その実体をとらえることが出来ない対象、太陽に正面から向き合うことになった作品です。原初的なカメラであるレンズのないピンホールカメラを用い、太陽の像それ自体を捉えようとした意欲作でもあります。旅を続ける野口の日常の中でアフリカやメキシコ、スペイン、イギリス、そして拠点とするベルリンなどで撮影が行われました。デジタル化という21世紀の写真の移行期に生まれた、フィルムの可能性を追求した作品といえるでしょう。 -出版社紹介文- 1000部限定、ナンバー入り B4判横変形(190 × 255ミリ) 80ページ/ハードカバー 表紙:示温特殊印刷 デザイン:中島英樹 収録作品点数:36点 発行:IZU PHOTO MUSEUM 発売:NOHARA
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富澤大輔写真集『遊回』展示DM(ポスター型)付き
¥17,600
\富澤大輔写真集『遊回』/ 富澤大輔「遊回」 (初版400部) 判型:w257 × h355mm(大判/B4判変形) 頁数:192頁 製本:函入り 定価:16,000円(税抜) 発行:南方書局 現在、LIBRIS KOBACOにて11月19日まで展示中の富澤大輔さんの写真集『遊回』。 展示DM(ポスター型)をおつけいたします。 ///作家プロフィール/// 1993年生台湾高雄市生まれ。 2003年父の片見分けとして最初のカメラを手にする。2009年高校留学のため渡日。 2018年初個展「フラグメント」を福島県、わづくりやにて開催。2019年写真集《GALAPA》を刊行。2021年南方書局を設立。
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李岳凌(リー・ユエリン)『Raw Soul』
¥4,950
李岳凌(リー・ユエリン)第一作目の写真集となる本作『Raw Soul』は、2011年から2017年にかけて撮影された。 作家の故郷である台湾の土地なのに、疎い感じがするかもしれない。カメラを手にして都市の周辺を徘徊する時、具体的に何を撮るのかはわからないが、抑圧された状況での生命力、そして人や光景の奥に潜んでいるある種の精神の強さにいつも惹かれているという。 サウンドアートの創作を志し、まずはどのように聞くかを学び、次にどのように見るかを勉強するようになったこの台湾の写真家にとって、聞くことは自分では選べず、無条件で受け入れることに近い。そしてそのような「聞く」感覚を「見る」ことに伸ばしていく中で、心の中の雑音は消え、意図せずに世界を感受し、作家は予測不可能な物事に対して開放的な態度をとることとなる。 出版社紹介文より 李岳凌『Raw Soul』 Book Design:松本久木 Size: 260mm × 258 mm Page:118 pages ハードカバー
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写真雑誌 〈Decades〉第2号 『Decades No.2 CONTEMPORAL JOURNAL 2021-22』
¥2,970
SOLD OUT
\写真雑誌 〈Decades〉第2号 / 写真雑誌 Decades は2020 年、緊急事態宣言下の急激な社会規範の変化による体感時間の変容の認識/錯覚について写真で編むことを試みて、写真家 岩根愛氏により創刊されました。 他者との距離に緊張する日々が終わりつつある今日にはどのような未来の予兆があり、それらは次に起こるどんなことの前の記憶として思い返されるでしょうか。 第2号では、写真家と作家、同世代で組まれたそれぞれ10組に、2021-22年に撮影された写真、出来事についてのエッセイが依頼されています。 ひとつにはコロナ禍であったとも言える「時間」は、しかし、2011年3月11日から続く時間や、自然環境が都市の姿へと変貌していく時間、戦時下のウクライナにも個人の中を流れ、やがては眼差しを交わすだろう私たちの間にも流れるものになる。 福島、東京、北京、杭州、ソウル、シェムリアップ、プノンペン、石巻、ワルシャワ、ウクライナ、チェコ、モルドバ、カリフォルニア、高知──、それぞれの時間の変容を照らし合わせ、積み重なる今に思いを巡らします。 -出版社紹介文- 写真雑誌 〈Decades〉第2号 『Decades No.2 CONTEMPORAL JOURNAL 2021-22』 Size: H257mm × W182mm Page:200 pages Binding:Codex Language:日本語、English
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竹内万里子『沈黙とイメージ -写真をめぐるエッセイ-』
¥3,630
\竹内万里子『沈黙とイメージ -写真をめぐるエッセイ-』/ 15年余にわたって写真・美術評論活動をされてきた竹内さんが日本の写真家ら11名について書かれたテキストなどが収められています。 エッセイは日本語英語どちらでも楽しめるようになっていて、テキスト内で取り上げられる作品を2点ずつ、カラーで紹介。(日本語と英語のテキストの扉の写真が違います) 扉の写真は図版としてではなく、テキストの扉として、一枚ずつページに貼り込まれているとても美しく驚きのある作りのエッセイ本です。 鷹野隆大、鈴木理策、志賀理江子など全11名。 最初のページに竹内さんが書かれていました。 -目の前にあるこの写真を私はどうやったら「見た」と言えるのか…- それはいつも私が自分自身に感じていることであり、大事にしている問いかけの一つ。 竹内さんのように長年写真評論をされている方でもこのような問いを持ちながらお仕事をされているということ。 私自身が変わらないでありたいと改めて思うことが出来た素晴らしい本です。 竹内万里子 『沈黙とイメージ -写真をめぐるエッセイ-』 造本設計・デザイン:大西正一 サイズ:A5変型 370ページ 本と写真 リブリスコバコ LIBRIS KOBACO フォトギャラリー& 写真集の本屋 福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401 openday mon.thu.fri.sat.sun close tue.wed 13:00-18:00
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深瀬昌久『1961-1991レトロスペクティブ』
¥3,300
深瀬昌久『1961-1991レトロスペクティブ』 深瀬昌久は自身の私生活を深く見つめる視点によって、1960年代の日本の写真史のなかで独自のポジションを築きました。それは写真の原点を求めようとする行為でもあり、のちに「私写真」と呼ばれ、写真家たちが向かった主要な表現のひとつとして展開していきます。 深瀬は妻や家族など、身近な存在にカメラを向け、自身のプライベートを晒しながら、自己の内面に潜む狂気に意識を向けていきます。その狂気は、被写体に対する愛ある眼差しと、ユーモラスな軽やかさが混在し、深瀬作品を特別で唯一無二なものにしています。 本書は、代表作である「遊戯」「洋子」「烏(鴉)」「サスケ」「家族」「ブクブク」など、充実した作品群をハンディな判型の中に収載。1960年代から1990年代の初頭に活動した深瀬昌久の軌跡を辿り、その独自の世界に触れるレトロスペクティブです。 -出版社紹介文- Book Design:木村稔将、阿部原己(Tanuki) Size: H220mm × W148mm Page:216 pages ハードカバー
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佐伯慎亮『挨拶』
¥3,300
SOLD OUT
\再入荷‼️佐伯慎亮『挨拶』/ 2001年度第23回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞などで知られる佐伯慎亮の初写真集。 佐伯のまなざしは日常のあらゆる場面に対して静かに、等価に向けられ、その写真にはこの世の喜びや愛や驚きや悲しみ全てが写り込んでいる。 作品に通底する大らかな無常観は見るものをやさしく、柔らかく包み込み込んでくれる。 -出版社紹介文- 佐伯慎亮『挨拶』 判型224 × 276 mm 頁数100頁 製本上製本 アートディレクション町口景 本と写真 リブリスコバコ LIBRIS KOBACO フォトギャラリー& 写真集の本屋 福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401 openday mon.thu.fri.sat.sun close tue.wed 13:00-18:00
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茂木綾子写真集『travelling tree』
¥4,400
\茂木綾子『travelling tree』/ 茂木綾子、待望の写真集。 12年間のヨーロッパの暮らしのなかで撮られた写真たち。 長く待たれながら、これまで写真集をまとめることがなかった茂木綾子。多くの作品の中から時間をかけてセレクトを繰り返し、自身の「写真」と向き合ってきた。 本書『travelling tree』には、ヨーロッパで家族をつくり、移動し、ある時期にはサーカスワゴンで暮らした日々の写真を収載した。 どこにでもある、しかし二度とは辿らないであろう霧の道や雪の路肩。ありふれた朝のカーテンの隙間の光や、窓越しの樹々。バックミラーに写る娘の顔。 身のまわりのスナップ写真のなかに、茂木の言う「抽象的なことが象徴的に現われる瞬間」が鋭く潜む。 白い布貼りの表紙も印象的な愛蔵版。 「日常の中で、こんなにも謎に満ちた世界に当たり前な顔をして生きている自分や人や猫やカラスや雑草や木やパンや子供たちも、ただただ無名な存在で、何も特別ではなく、誰もが何も分からないまま、ただひたすらに存在し、やがて消滅していく。その『消えゆくものたちへの視線』を抱きながら、声にならない声に耳を傾け、目に見えない世界をじっと見つめて、「ほら、これだよ」と自慢げに指差してみせている。ただそれだけの写真集です。」(あとがきより) -出版社紹介文- 茂木綾子『travelling tree』 210mm × 250mm 132ページ | 上製本 デザイン:寄藤文平 本と写真 リブリスコバコ LIBRIS KOBACO フォトギャラリー& 写真集の本屋 福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401 openday mon.thu.fri.sat.sun close tue.wed 13:00-18:00
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『MASAHISA FUKASE』深瀬昌久
¥8,800
SOLD OUT
60年代から不慮の事故で亡くなるまでの約40年間にわたる深瀬さんの写真達。 416ページにもなる集大成ともいえる写真集です。 手にとるとずっしり重くて‥ いま生きていらっしゃったらどんな写真を撮られているんだろうとふと思います。 MASAHISA FUKASE 監修/本文 : トモ・コスガ 序文 : サイモン・ベーカー 日本語版デザイン:株式会社ザイン 発行:赤々舎
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畠山直哉『まっぷたつの風景』
¥4,180
\畠山直哉『まっぷたつの風景』/ せんだいメディアテークで開催され大きな話題を呼んだ写真展、「畠山直哉 写真展 まっぷたつの風景」の記録を本の真ん中から開き読み進めることができる。 『写真』と『言葉』のパートに真ん中から分かれていて、これから展示をしたい、またはやってみたいと思っているアーティストにはぜひ読んでほしい1冊です。 ・ 写真パートは、収録が長年待ち望まれていた初期作「等高線」や、せんだいメディアテークという場所でなければこのような形で展示することはなかったかもしれないと作家が語る稀覯作、貴重なコンタクトシートなど、30年の間に撮影された様々なシリーズからの作品群を収録。さらにそこに「それらの展示風景を作家自身が撮影した写真」も入ってくる画期的な構成により、写真それぞれの空間を回遊する私たちの身体を、再び風景の起源の問いへと誘起します。 また会期中に開催された、佐々木幹郎(詩人)、いがらしみきお(漫画家)、志賀理江子(写真家)との対談の載録、西村高宏(臨床哲学)のテキストなどによる言葉パートは、「風景は、ただそこにあったものではなく、人間が歌を詠んだり絵にしたり写真を撮ったりするたびに、新しく生まれている」と作家が話すような、風景の二面性や両義性を、三思させることでしょう。 未曾有の出来事の先に拡げられた、わたしたちの社会、文明、生に対する、しなやかで大きな「問い」。 私たちの内にも外にもある自然=「風景」を横断するように差し出された、畠山直哉の写真と対話の空間へ、さらなる参画を期待する珠玉の一冊です。 -出版社紹介文- 畠山直哉 『まっぷたつの風景』 235mm × 180mm|上製本|248ページ(写真124ページ、言葉124ページ) 造本設計・デザイン:大西正一
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あれから ─ ルワンダ ジェノサイドから生まれて
¥3,850
SOLD OUT
『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』から12年後のポートレートとインタビューで構成されている。 『あれから ─ ルワンダ ジェノサイドから生まれて』 1994年のルワンダで起きたジェノサイド。 100日間で少なくとも80万人の人々が殺され、そして、大勢の女性や幼い少女が性的暴力を受け、その結果、約2万人もの子供たちが生まれました。 この写真集は目を背けたくなるその事実を母子のポートレートと性的暴力を受けた母親、またその性的暴力で生まれた子供へのインタビューで構成されています。 英語と日本語のどちらでもお読みいただける1冊です。 1冊目ではまだ少年だった子供が成長し青年になり、また少女だった子供は女性になり… 彼ら彼女らは自分の出生にまつわる話を理解できる年齢になっています。 1冊目では30組の母子がポートレートとして写真に収められていますが、2冊目のこちらでは16組の母子のポートレートが並んでいます。 あとがきに 前回と同様に出版を即断してくれた編集者姫野希美さんや支えてくださった方への感謝が込められています。 『あれから ─ ルワンダ ジェノサイドから生まれて』 Photographs and interviews: Jonathan Torgovnik Planning, Translation:竹内万里子 Book Design:大西正一 Size:250 mm × 212 mm Page:114 pages ソフトカバー Language:日本語, English
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ルワンダ ジェノサイドから生まれて
¥3,630
SOLD OUT
『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』 1994年のルワンダで起きたジェノサイド。 100日間で少なくとも80万人の人々が殺され、そして、大勢の女性や幼い少女が性的暴力を受け、その結果、約2万人もの子供たちが生まれました。 この写真集は目を背けたくなるその事実を母子のポートレートと性的暴力を受けた母親へのインタビューで構成されています。 -私は自分が母親だとは思いません。少女だとも思いません。私はその間の何者かなのです-オデット -この子はまるで枝の無い木のようです- ステラ -この子を殺せない。愛そう-イベット 彼女達の母性から出る言葉と 子供達を抱きしめるまだ幼さが残る母親たちの写真…。 私達が出来ることはもちろん限られています。でもこのような事実を知る手段を本いう形で出版をしてくださる赤々舎さん。 その赤々舎さんが出版をされている写真集や本を私達が買うことで、次のまた素晴らしいなにかを作ることができます。 もしこんな事を言わせて頂けるのなら… 私たちが限られている中で出来ることは このような素晴らしいモノづくりを少しでも応援し支えることだと信じれることなのかもしれません。 ・ 『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』 写真・インタビュー ジョナサン・トーゴヴニク 企画・翻訳 竹内万里子 220 × 250 mm | 144頁 | 上製本 アートディレクション : 町口景
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上原沙也加『眠る木』
¥4,950
上原沙也加さんの写真集『眠る木』 1993年に沖縄で生まれた上原が、いままた沖縄に住みながらその地を撮影している作品群。 誰もが思い描く想像上の沖縄ではなく今そこにある普通の「日常の」沖縄の風景。 上原の撮る写真を見ながら ああ私が知っている沖縄は想像上のものだったのだろうか…と、 見ようとしていたその視点の違いを感じながら、でもそれでいて目の前の当たり前の普通の沖縄の写真は心地よく、光と影がとっても美しいのです。 さらりと撮られたように一見見える写真だからこそ、沖縄という土地のより多くの事柄を考えさせられる素晴らしい写真集。 上原沙也加『眠る木』 Book Design:鈴木千佳子 Size: H219mm × W205mm Page:160 pages ハードカバー 4950円
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LIBRIS KOBACO 四周年記念手ぬぐい
¥1,100
\オリジナル手ぬぐい/ LIBRIS KOBACO四周年記念手ぬぐい ロゴデザインと空デザインとございます。 どちらかをお選びください。 1枚での販売です。 デザイン 明津設計 浅田農
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金サジ『物語』
¥6,050
SOLD OUT
2016年度キヤノン写真新世紀グランプリ受賞の金サジさんの初写真集「物語」のご紹介。再入荷しました! 金サジがここ十年来、民族、国籍、性別などといったアイデンティティを巡る問題について思考しつづけ、創出した作品群です。 それぞれの写真は緻密なセットアップにより、存在の根源に触れ、時間を跨ぎ、類を超え、営みや感情を掘り起こす世界を創造しています。 アジア的な神話世界と西洋美術史の引用が独自に融合されたイメージは強烈で、かつ尽きせぬ謎を投げかけます。 あらゆる二項対立を受けて、表紙は鮮烈な赤と青。反転するオモテとウラ。 剥き出しの背表紙からは、赤と青の糸が傷のように、あるいは隔たりを縫い合わせるかのように覗きます。 ときにそれらの糸は、写真の上を静かに渡り、異なる時間を重ねています。 出版社説明文より 金サジ『物語』 Book Design:佐々木暁 発行:赤々舎 Size: H320mm × W257mm Page:120 pages ハードカバー
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今井壽惠『Hisae Imai』
¥6,600
SOLD OUT
\今井壽惠『Hisae Imai』/ 1950年代にデビューし、前衛的なイメージで注目を集めた今井壽惠。 交通事故に遭い、一時的な失明の危機にも直面した女性作家です。 初期作品は知る人ぞ知る写真なのですが、今作品集では数多く見ることができます。 1959年 ジャック・プレヴェールの詩を引用した「ロバと王様とわたし」や、「夏の記憶」など、一連の「フォト・ポエム」と呼ばれた作品群によって「日本写真批評家協会新人賞」を受賞。受賞記念展として開催した「オフェリアその後」により、雑誌『カメラ芸術』芸術賞も受賞した。 今井壽惠『Hisae Imai』 監修:戸田昌子 Book Design:木村稔将 発行:赤々舎 Size: H290mm ×W215mm Page:176 pages ハードカバー
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田川基成『見果てぬ海』
¥4,950
SOLD OUT
\田川基成『見果てぬ海』サイン入り/ 人生の半分を育った島から離れて暮らした。ちょうど三十歳を過ぎた頃だったろうか。 ふと故郷の海のことをもっと知りたくなった‥。 そう語る田川さんが、数々の島と海辺を巡り、中判フィルムに収められた81点の風景やポートレート。 海に生きる人々や、カトリック、かくれキリシタン、仏教、神道など土地に息づいた信仰。 その営みや自然風景、故郷の島での生活を映し出した写真集。 その土地土地の記憶というものは、不思議と意思のようなものを持っているのではないか…と度々思うことがあります。 その記憶の折り重なるなにかがカメラを通して私の目に映っているのではないか… 田川さんの写真集はその思いをより強く感じさせてくれました。 素晴らしい写真集です! みなさんの目に田川さんの写真を映して欲しいと思っています。 田川基成『見果てぬ海』Book Design:須山悠里 発行:赤々舎 Size: 237mm × 270mm Page:180 pages + 撮影ノート 12 pages ハードカバー サイン入り
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山谷佑介 『ONSEN I』\送料無料キャンペーン/
¥3,850
SOLD OUT
\送料無料キャンペーン/ 山谷佑介 『ONSEN I』 野湯と呼ばれる自然の中に自噴する整備されていない温泉巡りは、山谷がカメラを手にして間もない15年程前から始まり、友人や家族、時にはSNSやZINEで希望者を募り現在も続けられています。それら一連の実践は、時間を超えて変わらずに存在する自然や人間の姿を記録する撮影行為だけにとどまらず、ありのままの風景に身体を介在させて、人間と世界そのものを捉え直そうとする試みです。 Yusuke Yamatani「ONSEN I 」 257mm × 190mm64pages Soft cover Designed by Yutaro Yamada Printed by inuuniq Published by flotsam books
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野口里佳『父のアルバム』とくさ
¥5,500
野口里佳『父のアルバム』 父から生前に渡された一冊のネガファイル。2013年に父が他界した後、野口はネガを日付順に、 暗室で少しずつ焼いていくことにしました。 「父の写真には母と私、弟と妹、父の育てたバラ、そして時折風景が登場します。被写体にぐんと近づいたものもあれば、遠くからそっと撮ったものもあります。背景にはあまり気を配ったりしません。でもその瞬間を撮りたかったのだな、という気持ちはよく伝わってきます。」 もう戻ってこないある瞬間がネガに焼き付き、暗室の中で浮かび上がる── 野口は父の視線を追いながらプリントする時間を通じて、「人はなぜ写真を撮るのか」という当たり前のことを初めて考えたと記します。 時間の隔たりを超えて伝える、写真のもつ不思議な力。本書は、その写真を見るひとりひとりの記憶に触れ、時間の旅にいざなう力を湛えています。 「父の写真は父と家族のためのとても個人的なものです。けれど私がプリントしながら味わった幸福な時間は、写真の持つ不思議な力として、誰かに伝わるのではないかと思うのです。父の視線をなぞった私の視線がどこかの誰かに伝わり、誰かを少し幸せにできるといいなと思っています。」 ネガファイルは、父と母が互いを撮り合った新婚旅行の写真から始まっていました。 とくさ(緑)の表紙には、その一枚が貼り込まれています。 -出版社説明文より- 出版社 赤々舎 (2022/11/7) 発売日 2022/11/7 大型本 72ページ 寸法 21.6 x 1.5 x 27.6 cm ※ご希望の方にはLIBRIS KOBACOにて開催中のブックローンチ『野口里佳:ふしぎな力』のDMをプレゼントいたします
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野口里佳『不思議な力』
¥3,630
東京都写真美術館で開催されていた「野口里佳 不思議な力」展のカタログ。 表紙は2パターン きゅうり・たまご どちらかご指定ください ※ご希望の方にはLIBRIS KOBACOにて開催中のブックローンチ『野口里佳:ふしぎな力』のDMをプレゼントいたします 「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景 時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」 野口里佳はこれまでに、水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間との関わりをテーマにした作品を手がけてきました。 近年では、日常や周囲に満ちる無数の小さな謎の探求を通して、見るものの感覚や想像を解き放つような表現を追求しています。 東京都写真美術館での個展「野口里佳 不思議な力」に際し刊行される本書では、30年にわたって自由な写真・映像表現を追求してきた野口の過去の作品シリーズと近作、新作を、それぞれの作品が呼応しあうように構成し、その作品表現に通底する本質と魅力を浮かび上がらせます。 初期作品「潜る人」(1995年)から、「夜の星へ」(2014年、2015年)、そして最新作「ヤシの木」(2022年)まで、時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景が描き出されます。 また、父が生前に遺していたネガを、野口の眼差しを重ねてプリントした「父のアルバム」(2014年)は、「人はなぜ写真を撮るのか」と写真の根源を問い直す契機となりました。 ここにいて、どこまで遠くに行けるか ── それぞれの存在がこの世界に生きていることの意味を見つめ直し、また写真・映像のもつ「不思議な力」とは何なのかを考えるきっかけとなる一冊です。 -出版社説明文- "里佳ちゃんは、人類の在り方をはるかに超えて自分自身なのだ。頭が痛かろうと腹がいっぱいだろうと妊娠していようと里佳ちゃんは里佳ちゃんの見るべきものしか見ないし、撮るべきものしか撮らない。その徹底した在り方自体が才能なのだ。 男でも女でもないその「ただ見つめる」目。異様なまでにブレない、世界を見る在り方。いちばん似ているのは、小学生の男の子が、正確に、完璧にプラモデルを作っているときの目の感じ。あわてず、部品を揃え、乾いてないのに触ったりせず、こつこつと、幸せでも不幸でもなく、ものすごい集中力で。 そんな感じで、世界の中に散らばる美しいものたちがただその瞳を通して写真に写されただけで、自ずと宇宙の法則や神の視点が導き出されてしまう。 「この世はフィクションなんだ、ただしとても美しい。私はその秘密を見つけるためにただ 『写して』いるんだ。でもそれには目を透明にしなくてはいけない。あの状態にならなきゃいけない。でもだれにもあの状態を説明することはできないんだ」。彼女の写真を見ると、いつも、そう言われている感じがする。" ───吉本ばなな「里佳ちゃんの謎」より抜粋 野口里佳『不思議な力』 ●表紙は2パターン きゅうり・たまご 執筆:吉本ばなな、石田哲朗(東京都写真美術館) デザイン: 須山悠里 発行年:2022.11月 サイズ:W222×H255mm 仕 様:136ページ・並製 スリーブ入 出版社:赤々舎
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『平行写真』通常版 富澤大輔
¥7,260
\富澤大輔さんのニュー写真集(通常版)/ 写真作家・富澤大輔さんの新しい写真集 平行写真 LIBRIS KOBACO限定の特装版もございます! 僕の最初の一台は父の形見だった。 その時はなんとなく父が覗いたファインダーを自分も覗くことで、 寂しさを紛らわしていた気がする。 それが故に初めからあまり大した物を撮ろうという意識がなかった。 ふらふら歩いては、別に何も写らなそうな中空を狙ったり、 単純に動くものに反応してシャッターを切っていた。 しかし装置であるが故に条件さえ整えば必ず何か写り込むのだ。 ダイヤルを回してシャッタースピードや絞りを決めボタンを押せば 手元に収まった小さな箱の中の歯車とバネが目にも留まらぬ速さで跳ね上がる。 そうするとフィルムの表面で化学反応がこれまた一瞬起きる。 残るはイメージの痕跡。 こういった一連の工学、光学、化学の反応と連鎖そのものが好きだったし、 なんともいえず楽しかったのだ。 しかし思い返してみるとずっと長い間、 僕が撮ったものを褒めてくれたのは遠い親戚で哲学者のおじさんと、 父の友達のバイオリニストのおじさんと、母だけだった。 -富澤大輔- ●平行写真● 写真:富澤大輔 書籍設計:明津設計 【初版限定 300 部】 書 籍 設 計:明津設計 判 型:縦183×横214mm / 頁 数:312頁 / 写真点数:300点 印 刷:オフセット印刷(墨1色/250線) 製 本:糸かがり並製本 (表紙・紙クロス箔押し/天アンカット) 発 行:南方書局
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『winter』藤田はるか
¥4,400
SOLD OUT
真っ白な雪のような写真集。 そして。 真っ白で美しい写真集。 東北生まれの藤田さんが場所を特定せずに撮影した雪景色の写真たち。 田中義久さんのブックデザインは、雪の美しさに包まれるような本当に綺麗で触るのも躊躇してしまうほど。 でも手にとってページを巡ってほしいな。 この手に残る感覚はなんとも言い難いのです。 出版社:HeHe 刊行年:2015年 サイズ:28 x 21 cm 重さ:270g 梱包後:450g ページ:96pp カラー写真29点 言語:日本語、英語 状態:ソフトカバー
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『Trace of Fog』阿部 祐己
¥4,950
“霧ヶ峰は名前の由来通り、しばしば濃い霧が立ち込める山だ。霧に覆われると境目が消え、どこまでも先に続いているような錯覚を覚えた” ― 阿部祐己 年間200日以上も霧が発生するという霧ヶ峰は、石器時代の古来より人が生活を営んできた場所である。それから後の中世鎌倉時代には武士が五穀豊穣を願い流鏑馬(やぶさめ)などの様々な神事を行った場所でもある。現代の今にもそれら神事は引き継がれている。 作家は過去の歴史から残る痕跡と現代の人の営みを、定点観測のような視点で写し続けた。過去から現在、現在から未来、我々はその現在のほんの短い瞬間に生きていると同時に、それを繋いでいることへの確からしさを作品から感じることができる。 時間の感覚をも失う深い霧の向こうには山の住人の気配が、霧が晴れた夜空には満点の星空、日が昇り光が野焼きで形成された平原に差し込む頃に、人々は目覚め新しい1日を再開させる。作家の卓越した構成力に繊細な色で描かれたこの写真集は、霧ヶ峰の歴史における儚くも美しい一葉の栞のようだ。 ― 出版社説明文より 写真、文章:阿部祐己 デザイン:小川順子 翻訳:ロバート・ツェツシェ 発行:roshin books サイズ:228 × 254 mm ページ数:80頁 言語 : 和・英2カ国語表記 発行年:2018年 状態:新品、ハードカバー、ed.700
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『Across the Sea』草野庸子
¥4,400
SOLD OUT
2014年度写真新世紀優秀賞を受賞した草野庸子の写真集。 Across the Seaは、草野庸子が初めてロンドンに訪れた時に撮影した写真で構成された作品です。 日常の機微を繊細に撮影することを得意とする草野にとって、初めて触れるロンドンの光景に対してはどこか距離感のあるような視点から物語は始まりますが、次第にその新しい世界に感じる小さな孤独も自身の中へと織り込んでいき、目の前に差し込まれる光へと純粋に呼応していきます。 どこか眠たげでありつつも、時折鮮明な眼差し。福島から上京して一人で過ごす東京での生活で感じる孤独と、初めてのロンドンで感じる孤独も結局は同じようなもので、彼女の視線の先に映るものは世界のどこにいても「今」という時間でした。 ロンドンの曇天の空から差し込む美しい光には、強い生命力と未来への希望を感じさせられます。 ― 出版社説明文より 判型222 x 183 x 14 mm 頁数88頁 製本ハードカバー 発行年2018 エディション700
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