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山谷佑介 『ONSEN I』\送料無料キャンペーン/
¥3,850
SOLD OUT
\送料無料キャンペーン/ 山谷佑介 『ONSEN I』 野湯と呼ばれる自然の中に自噴する整備されていない温泉巡りは、山谷がカメラを手にして間もない15年程前から始まり、友人や家族、時にはSNSやZINEで希望者を募り現在も続けられています。それら一連の実践は、時間を超えて変わらずに存在する自然や人間の姿を記録する撮影行為だけにとどまらず、ありのままの風景に身体を介在させて、人間と世界そのものを捉え直そうとする試みです。 Yusuke Yamatani「ONSEN I 」 257mm × 190mm64pages Soft cover Designed by Yutaro Yamada Printed by inuuniq Published by flotsam books
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野口里佳『父のアルバム』とくさ
¥5,500
野口里佳『父のアルバム』 父から生前に渡された一冊のネガファイル。2013年に父が他界した後、野口はネガを日付順に、 暗室で少しずつ焼いていくことにしました。 「父の写真には母と私、弟と妹、父の育てたバラ、そして時折風景が登場します。被写体にぐんと近づいたものもあれば、遠くからそっと撮ったものもあります。背景にはあまり気を配ったりしません。でもその瞬間を撮りたかったのだな、という気持ちはよく伝わってきます。」 もう戻ってこないある瞬間がネガに焼き付き、暗室の中で浮かび上がる── 野口は父の視線を追いながらプリントする時間を通じて、「人はなぜ写真を撮るのか」という当たり前のことを初めて考えたと記します。 時間の隔たりを超えて伝える、写真のもつ不思議な力。本書は、その写真を見るひとりひとりの記憶に触れ、時間の旅にいざなう力を湛えています。 「父の写真は父と家族のためのとても個人的なものです。けれど私がプリントしながら味わった幸福な時間は、写真の持つ不思議な力として、誰かに伝わるのではないかと思うのです。父の視線をなぞった私の視線がどこかの誰かに伝わり、誰かを少し幸せにできるといいなと思っています。」 ネガファイルは、父と母が互いを撮り合った新婚旅行の写真から始まっていました。 とくさ(緑)の表紙には、その一枚が貼り込まれています。 -出版社説明文より- 出版社 赤々舎 (2022/11/7) 発売日 2022/11/7 大型本 72ページ 寸法 21.6 x 1.5 x 27.6 cm ※ご希望の方にはLIBRIS KOBACOにて開催中のブックローンチ『野口里佳:ふしぎな力』のDMをプレゼントいたします
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野口里佳『不思議な力』
¥3,630
東京都写真美術館で開催されていた「野口里佳 不思議な力」展のカタログ。 表紙は2パターン きゅうり・たまご どちらかご指定ください ※ご希望の方にはLIBRIS KOBACOにて開催中のブックローンチ『野口里佳:ふしぎな力』のDMをプレゼントいたします 「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景 時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」 野口里佳はこれまでに、水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間との関わりをテーマにした作品を手がけてきました。 近年では、日常や周囲に満ちる無数の小さな謎の探求を通して、見るものの感覚や想像を解き放つような表現を追求しています。 東京都写真美術館での個展「野口里佳 不思議な力」に際し刊行される本書では、30年にわたって自由な写真・映像表現を追求してきた野口の過去の作品シリーズと近作、新作を、それぞれの作品が呼応しあうように構成し、その作品表現に通底する本質と魅力を浮かび上がらせます。 初期作品「潜る人」(1995年)から、「夜の星へ」(2014年、2015年)、そして最新作「ヤシの木」(2022年)まで、時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景が描き出されます。 また、父が生前に遺していたネガを、野口の眼差しを重ねてプリントした「父のアルバム」(2014年)は、「人はなぜ写真を撮るのか」と写真の根源を問い直す契機となりました。 ここにいて、どこまで遠くに行けるか ── それぞれの存在がこの世界に生きていることの意味を見つめ直し、また写真・映像のもつ「不思議な力」とは何なのかを考えるきっかけとなる一冊です。 -出版社説明文- "里佳ちゃんは、人類の在り方をはるかに超えて自分自身なのだ。頭が痛かろうと腹がいっぱいだろうと妊娠していようと里佳ちゃんは里佳ちゃんの見るべきものしか見ないし、撮るべきものしか撮らない。その徹底した在り方自体が才能なのだ。 男でも女でもないその「ただ見つめる」目。異様なまでにブレない、世界を見る在り方。いちばん似ているのは、小学生の男の子が、正確に、完璧にプラモデルを作っているときの目の感じ。あわてず、部品を揃え、乾いてないのに触ったりせず、こつこつと、幸せでも不幸でもなく、ものすごい集中力で。 そんな感じで、世界の中に散らばる美しいものたちがただその瞳を通して写真に写されただけで、自ずと宇宙の法則や神の視点が導き出されてしまう。 「この世はフィクションなんだ、ただしとても美しい。私はその秘密を見つけるためにただ 『写して』いるんだ。でもそれには目を透明にしなくてはいけない。あの状態にならなきゃいけない。でもだれにもあの状態を説明することはできないんだ」。彼女の写真を見ると、いつも、そう言われている感じがする。" ───吉本ばなな「里佳ちゃんの謎」より抜粋 野口里佳『不思議な力』 ●表紙は2パターン きゅうり・たまご 執筆:吉本ばなな、石田哲朗(東京都写真美術館) デザイン: 須山悠里 発行年:2022.11月 サイズ:W222×H255mm 仕 様:136ページ・並製 スリーブ入 出版社:赤々舎
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『平行写真』通常版 富澤大輔
¥7,260
\富澤大輔さんのニュー写真集(通常版)/ 写真作家・富澤大輔さんの新しい写真集 平行写真 LIBRIS KOBACO限定の特装版もございます! 僕の最初の一台は父の形見だった。 その時はなんとなく父が覗いたファインダーを自分も覗くことで、 寂しさを紛らわしていた気がする。 それが故に初めからあまり大した物を撮ろうという意識がなかった。 ふらふら歩いては、別に何も写らなそうな中空を狙ったり、 単純に動くものに反応してシャッターを切っていた。 しかし装置であるが故に条件さえ整えば必ず何か写り込むのだ。 ダイヤルを回してシャッタースピードや絞りを決めボタンを押せば 手元に収まった小さな箱の中の歯車とバネが目にも留まらぬ速さで跳ね上がる。 そうするとフィルムの表面で化学反応がこれまた一瞬起きる。 残るはイメージの痕跡。 こういった一連の工学、光学、化学の反応と連鎖そのものが好きだったし、 なんともいえず楽しかったのだ。 しかし思い返してみるとずっと長い間、 僕が撮ったものを褒めてくれたのは遠い親戚で哲学者のおじさんと、 父の友達のバイオリニストのおじさんと、母だけだった。 -富澤大輔- ●平行写真● 写真:富澤大輔 書籍設計:明津設計 【初版限定 300 部】 書 籍 設 計:明津設計 判 型:縦183×横214mm / 頁 数:312頁 / 写真点数:300点 印 刷:オフセット印刷(墨1色/250線) 製 本:糸かがり並製本 (表紙・紙クロス箔押し/天アンカット) 発 行:南方書局
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北海道・沖縄・離島の場合(宅急便のみ)送料追加料金
¥1,100
「北海道」「沖縄」「その他離島」への発送は別途¥1,100円頂戴しております。 お手数をお掛け致しますが、商品とご一緒にカートへの追加をお願い致します。 【送料追加】 北海道・沖縄・離島へ発送のお客様は、 ご購入時に送料追加をお選びください。 お選びされていない場合は、一律着払いとなります。着払いは追加分よりも高くなりますので、ご注意をお願いいたします。
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『winter』藤田はるか
¥4,400
SOLD OUT
真っ白な雪のような写真集。 そして。 真っ白で美しい写真集。 東北生まれの藤田さんが場所を特定せずに撮影した雪景色の写真たち。 田中義久さんのブックデザインは、雪の美しさに包まれるような本当に綺麗で触るのも躊躇してしまうほど。 でも手にとってページを巡ってほしいな。 この手に残る感覚はなんとも言い難いのです。 出版社:HeHe 刊行年:2015年 サイズ:28 x 21 cm 重さ:270g 梱包後:450g ページ:96pp カラー写真29点 言語:日本語、英語 状態:ソフトカバー
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『Trace of Fog』阿部 祐己
¥4,950
“霧ヶ峰は名前の由来通り、しばしば濃い霧が立ち込める山だ。霧に覆われると境目が消え、どこまでも先に続いているような錯覚を覚えた” ― 阿部祐己 年間200日以上も霧が発生するという霧ヶ峰は、石器時代の古来より人が生活を営んできた場所である。それから後の中世鎌倉時代には武士が五穀豊穣を願い流鏑馬(やぶさめ)などの様々な神事を行った場所でもある。現代の今にもそれら神事は引き継がれている。 作家は過去の歴史から残る痕跡と現代の人の営みを、定点観測のような視点で写し続けた。過去から現在、現在から未来、我々はその現在のほんの短い瞬間に生きていると同時に、それを繋いでいることへの確からしさを作品から感じることができる。 時間の感覚をも失う深い霧の向こうには山の住人の気配が、霧が晴れた夜空には満点の星空、日が昇り光が野焼きで形成された平原に差し込む頃に、人々は目覚め新しい1日を再開させる。作家の卓越した構成力に繊細な色で描かれたこの写真集は、霧ヶ峰の歴史における儚くも美しい一葉の栞のようだ。 ― 出版社説明文より 写真、文章:阿部祐己 デザイン:小川順子 翻訳:ロバート・ツェツシェ 発行:roshin books サイズ:228 × 254 mm ページ数:80頁 言語 : 和・英2カ国語表記 発行年:2018年 状態:新品、ハードカバー、ed.700
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『Across the Sea』草野庸子
¥4,400
SOLD OUT
2014年度写真新世紀優秀賞を受賞した草野庸子の写真集。 Across the Seaは、草野庸子が初めてロンドンに訪れた時に撮影した写真で構成された作品です。 日常の機微を繊細に撮影することを得意とする草野にとって、初めて触れるロンドンの光景に対してはどこか距離感のあるような視点から物語は始まりますが、次第にその新しい世界に感じる小さな孤独も自身の中へと織り込んでいき、目の前に差し込まれる光へと純粋に呼応していきます。 どこか眠たげでありつつも、時折鮮明な眼差し。福島から上京して一人で過ごす東京での生活で感じる孤独と、初めてのロンドンで感じる孤独も結局は同じようなもので、彼女の視線の先に映るものは世界のどこにいても「今」という時間でした。 ロンドンの曇天の空から差し込む美しい光には、強い生命力と未来への希望を感じさせられます。 ― 出版社説明文より 判型222 x 183 x 14 mm 頁数88頁 製本ハードカバー 発行年2018 エディション700
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『平行写真』特装版 富澤大輔 LIBRIS KOBACO限定
¥10,000
\LIBRIS KOBACO限定!富澤大輔さんのニュー写真集(特装版)/ 写真作家・富澤大輔さんの新しい写真集『平行写真』 こちらの特装版はLIBRIS KOBACO限定商品となります。 特装版内容 L判プリント5枚 『平行写真』と同じモノクロの作品である写真集『字』とはまた違う… 富澤大輔の視点を存分に感じて頂ける写真集となっております。 LIBRIS KOBACO先行予約特装版 写真集 ●平行写真● 写真:富澤大輔 書籍設計:明津設計 【初版限定 300 部】 書 籍 設 計:明津設計 判 型:縦183×横214mm / 頁 数:312頁 / 写真点数:300点 印 刷:オフセット印刷(墨1色/250線) 製 本:糸かがり並製本 (表紙・紙クロス箔押し/天アンカット) 発 行:南方書局 【特装版特典】 ●L判プリント5枚 ※数量に限りがあります
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『IN THE HEADLIGHTS』ミズカイケイコ
¥3,300
\赤々舎より出版・ミズカイケイコ写真集『IN THE HEADLIGHTS』/ . 『IN THE HEADLIGHTS』 ミズカイケイコ 赤々舎より出版された『IN THE HEADLIGHTS』 写真家・ミズカイケイコの初の写真集には、 彼女の愛車・VOLVO240で車中泊しながら日本各地で出会った人々や風景が収められている。 どこへ行くのか、ましてや泊まる場所など何も決めず、思いのままに旅を繰り返すことで 出会った数々の光景が収められている。 ✨サイン入り ✨ご購入特典としてポストカード2枚がおまけです! ------------------------------------ もう2度と交わることのない出会いが、 まぶしい光のようなものとして私の中にたまっていく。 その光を集めるために、旅を続ける。 -ミズカイケイコ- ------------------------------------ ミズカイケイコの蒼く美しい写真はいつも私のそばにいてくれたような気がする。 引っ越しを何度繰り返しても 最初に白い壁に貼るのはいつも 彼女から貰った色褪せた1枚の写真で、 人生のいい時も悪い時も彼女の写真がいつも側にあって、私もその蒼い写真を見つめ、 そして、彼女の写真も私を見てくれていた。 最初に彼女の写真を見た時の感動は、私の奥底にあって思い出すことが難しい。 でもその時、純粋に感動をした思いだけは残り火のように私の中に残っている。 そのままで或るということの美しさを、 そして、目の前の光景がそこに或るという儚さを、 彼女の写真がずっと教えてくれていたのかもしれない。 -LIBRIS KOBACO 増田みさ- ---------------------------------------- Book Design:長尾敦子 発行:赤々舎 Size: H257mm × W185mm Page:112 pages ソフトカバー ¥3300- 店舗在庫有/base販売可 本と写真 リブリスコバコ LIBRIS KOBACO フォトギャラリー& 写真集の本屋 福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401 ☎︎090(8395)6010 openday mon.thu.fri.sat.sun close tue.wed 13:00-18:00 #photography #photo #photobook #LIBRISKOBACO #大手門 #大濠公園 #福岡ギャラリー #リノベーション #レトロビル #リブリスコバコ #福岡本屋 #ミズカイケイコ @mizukaikeiko #INTHEHEADLIGHTS #volvo245 #volvo240 #ボルボ240
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『WANDERING』 Kohei Nawa
¥6,380
美術家の名和晃平さんが、京都芸大の彫刻科で学び始めた頃、自分が作家として何がしたいのかよくわからない時期が続き、下宿にあった中古のカメラで撮られた遠い昔の写真達です。学校帰り/バイトに行く前に撮られた夜の街の写真からは、現在の街には無い何処か優しくて懐かしい空気感と喧騒が鮮やかなまま、カラフルなガラスのビー玉に封じ込められたように小さく印刷され、大きな台紙に一枚一枚丁寧に貼り付けてられています。偶然出会った被写体が控えめな距離感で、時に思い掛けない構図で切り取られており、そこには取り手の何処かからっぽな気持ちが見え隠れしているようにも思えます。人生の中で誰でも経験する「豊かな世界で独りぼっちで過ごす時代」が自分にもあったことを思い出させ、それを経た今自分が何処に居るのか?現在地の確認をするような、過去と現在を大切に思える素敵な写真集だと私は思います。 274×225 600部
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『底翳 SOKOHI』鈴木萌
¥6,050
SOLD OUT
娘である作者も生まれていない、若い頃の父親が映る写真。古ぼけたアルバムのような写真から始まり、時が立って同居する父親が緑内障によってだんだん視力を失っていく様子を目の当たりした作者が今度はカメラを持ち、父親の姿と視力を失ってゆくことについて、その現実と本人がどう向き合っているのか、写真で撮ることで表現されています。目が見えてる人からは想像し難く、けれども想像せずにいられない、父親の内面まで表現した写真には、他者には見えるけれど父親には見えない、あるいは父親が見ているようには他者が見ることができない世界を静かに、体験するような表現を試みています。過去と現在を可視化することで行き来する時、身体や感情も含めてどちらにも引っ張られているような強力な力に恐れすら感じます。そこに居ない人を「想像」する時、鈴木さんの写真を見ていると、まるで写ったその人の身体の一部と化し、刻まれてゆくような体験に抗えない感動を感じます。そして見終わった後もあくまで想像であり確認のしょうがないことを知った時、無力さを痛みとして捉えるだけでなく、それでも身体に残った感触を頼りに誰かについて想いを巡らせ、しばらく宙で考えてしまうような時間が流れます。現実を写す写真というものが未だ持っている表現方法の可能性に心から感動する一冊です。 214ページ 日英併記 189mm x 259 mm x 24mm 76部 写真・編集・イラスト・印刷・加工: 鈴木萌 題字・アーカイブ資料提供:鈴木徹一 リング製本
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『PLEASE SEND TO REAL LIFE : RAY JOHNSON PHOTOGRAPHS』 Ray Johnson
¥7,150
2022/MACK 「ニューヨークで最も有名な無名のアーティスト」と呼ばれる、ポップ・アートやメール・アートの先駆者として広く知られているRay Johnson。本作は1995年1月13日に海で亡くなった作者がこの世に遺した3,000点以上の写真を含む膨大なアーカイブから造られた一冊です。ニューヨーク州ロングアイランドのローカスト・バレーにある自宅付近の駐車場、路上、海辺、墓地などを舞台に、作者は日常を取り入れた写真を撮影されており、137個の使い捨てカメラを使用して撮影した数多くの作品群の存在が今になって明らかとなりました。 softcover 256 pages 170 x 240 mm color .
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『ROAD TO NOWHERE 』 Robin Graubard
¥7,150
2022/出版LOOSE JOINTS 1993年から1995年にかけて東ヨーロッパで作者が撮影した生々しい「日記」は、動乱と変化を大胆かつ怖気づくことなく、バルカン半島を横切る形で記録しています。孤児院や施設、戦争、飢餓をはじめとした苦痛や苦難に出会いながら、それだけではなく、同時にロシアやチェコスロバキア、ブルガリア、セルビア、ボスニアなどの若い人々の間に生まれたサブカルチャーやポスト・ソビエトのアイデンティティが持つ喜びも見出しています。ある時代の歴史の流れの強さ、その中で生きる人々の姿には力強さと生命力を感じます。 softcover 228 pages 140 x 195 mm color, black and white .
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『FAMILY DIARY 家族日記』 須田一政
¥6,600
SOLD OUT
2021/出版:Chose Commune まるで寝てる時以外はずっと目がカメラだったんじゃないかというくらい、あけすけな家族の姿を「存在を認められているスパイ」のように撮影しています。記念日のつかない普通の日でありながらごった返す毎日。家族でありながら部外者であり続けるその眼差しに写真集後半はなんともいえない切なさというか憂いが込み上げてきます…父として、そして写真家としての揺れが描かれています。世界で最も小さいカメラの一つ、ミノックスの小型カメラで2年間家族を日記のように撮影した写真集です! 判型150 × 230 mm 頁数176頁 掲載作品80点 製本ソフトカバー 言語英語、日本語、フランス
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『Gathered Leaves Annotated』 Alec SOTH
¥9,900
SOLD OUT
国際的写真家集団「マグナム・フォト」正会員を務めるアメリカ人フォトグラファー、アレック・ソス(Alec Soth)の作品集。代表作の5冊をまるごと1冊にコンパクトかつ濃密にまとめたユニークな出版物。地図に刺されたピンは実際に代表作の撮影された場所であり、写真集も地図として考えることができるかもしれないという発送から、ニュースペーパー用の紙を用い700ページ超の中に5冊の本のすべての見開きを再現し、ノート、テキストの抜粋、追加の写真という形で詳細な注釈を加えています。 ※ 本書に収録されている英文テキストの一部を日本語に訳した1枚のシート付き/作家による直筆サインは翻訳シートに記入 ▶︎ 出版 MACK 判型260 × 215 mm 頁数720頁 製本ソフトカバー 発行年2022 言語英語、日本語ISBN978-1-913620-78-3 .
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『 cairn 』 小林茂太
¥4,180
旅に出たキッカケが、妻の妊娠。それにより何かが自分の中で消滅した気がした作者。あとがきには「これは遭難の記録である」と記されています。「個であるということ」という概念について思索すべく、アイスランドで約一ヶ月旅をした写真を収録しています。原始的に歩き続けることで、ふと自然と個の間の境界が溶けているような瞬間も映し出されている一冊です。 220 × 150 mm 192page ソフトカバー Edition300 限定300部
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『PLOUGH YARD 517 』押尾健太郎
¥4,230
ロンドンに入学していた作家が、お馴染みのパブにて、片方はスニーカー、片方は革靴を履いた風変わりな男、メルヴィンに出逢います。離婚調停中で子供に会えない彼には家が無く、動かなくなった車に住んでいたいのに、不良達に燃やされてしまいます。他にも文章で見るとかなり悲惨な人生なのに、押尾さんが撮るメルヴィンの姿は自由奔放で逆にカッコいいくらいです。「生きている」ことを常に新鮮に捉えているその瞳は美しく、冒険家のようで勇しく、そしてやっぱりどこかちょっとオカシイ。表紙は森の中で綺麗な布団で寝るメルヴィンの姿…。(色々突っ込みどころがある一瞬を写真一枚で切り取っていて本当に何度見ても癖になる写真集です。) 182×257 mm 80 page ソフトカバー 自費出版
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『心臓』岡崎果歩
¥4,950
家の窓から見えた電柱を何気なく撮った際、心臓のように見えたことから、情報や知識から物を判断するのではなく、感覚的に世界を捉えることによって、グラフィカルな視点で写真を撮影されています。透明なビニールのカバーは今まで無かった新しい眼差しがパッケージされているよう。写真は一枚一枚大きく印刷され、全てフラットで落ち着いた彩度で印刷されています。写真を見ること=立ち止まって世界をじっくり観察してみるこ場所に立たせてくれる、とっても面白くて素敵な写真集です。
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『ARCHIVE』 ベルティアン・ファン・マネン
¥10,450
1970年代より世界を長期に渡って旅して回り、どこにでもある風景や出逢う人々を題材に、親密な距離で撮影されています。特にポートレイトにおいては、撮られていることなど気づいていないかのような姿、あるいは撮られてもおかまいなしでいる自然な人々の姿で、シックな白黒の世界に焼き付かれておきながら、時代を越えても自由奔放に生きる生命力を放っています。そして作者の被写体の日々の暮らしへの共感と敬意に満ちており、それでいて独特な視点で切り取られた写真は時々詩的なイメージにも見えます。日記からの抜粋やアーカイブから厳選した未発表の作品を含む多数のイメージで作品を概観した見応えある1冊です。 softcover 384 pages 215 x 280 mm color, black and white 2021 ※写真のビニールは別のものに差し替えとなっております。
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『いくつかある光の』木原千裕
¥5,500
. 『いくつかある光の』 木原千裕 特別な関係ではない他者(たった四度だけ会ったことのある人物)を撮った写真集。掴み所の無い妙な関係性の中、1人と1人の間に挟まれたカメラが映し出す写真を見て思い出したのは、不思議と家族や恋人、友達のことでした。どんなに特別な存在だとお互い思い合っていても、私達は他人同士であることを忘れた頃に思い出し、その事実に直面した時のあのなんとも言えない感じ。だけど、全てを分かり合えないし、分かってもらえなくてもあなたの側に居たいという思いで、今日まで1人が誰かと繋がり合って生きていること。帯にも書かれてありますが「1人1人がどこかで生きる誰かの人生を想像することで豊かな世界になるのではないか」ー被写体に会いに行く途中と帰りの途中の景色に人の姿は写っていませんが、例え隣に居なくても、もう二度と会えなかったとしても、まだ見ぬ誰かでさえも、想像して思い続けることは、希望へと繋がる人の営みだと私は思います。 サイズ 240×257mm 仕様 ソフトカバー・156頁・524g ISBN 978-4-908955-14-3 .
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『字』富澤大輔
¥4,950
\現在展示中/ 『字』 富澤大輔 もしかすると富澤さんは一度死んでいるのかもしれない。と勝手に思っています。死に方はどうだったか分からないけれど、この世にあまりに未練がありすぎて、神様に懇願してもう一度生まれてきた魂なんじゃないか。だからこんなに普通の風景に心から感動し、異常なほどの膨大な写真の数を今も撮り続けているんじゃないか。とにかく自分が今生きていることへの歓びが写真からとめどなく溢れ出していて、私達から見たら普通の風景が、富澤さんが撮った一枚一枚の写真には懐かしさからくる暖かみと、みずみずしい感動が混在しています。そしてそれらが束となり、小さくて重い本となった時。あまりにも薄くて軽いページをめくるたびに、なんともなかったはずの私達の普通の風景は、気付けばドラマチックに揺れ始めます。 判型:横112 x 縦169 mm(B6判変形) 頁数:336頁(16頁×21折) 部数:500部 製本:糸かがり上製本・右綴じ
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『 新乗宇宙 』 富澤大輔
¥4,510
私はこれを見た時に、全く新しい窓から政治を感じるキッカケになりました。たくさんの人が様々な方法で今抱えている問題提議や、権利と自由の主張、エネルギッシュな活動をしている中で、富澤さんの写真からは政治があることによって保たれている「 現在の幸せ 」について、優しく気づかされました。台湾の何処か懐かしくて暖かみのある空気の中で、人々が生きる「普通」の日々。だけどそれらはいつでも政治によって変わってしまうという、同時にいつだって壊されてもおかしくない緊張感も隣り合わせです。そしてなんといっても富澤さんのポートレートの写真には、色んなことを飛び越えて、人の心を暖める素敵な力があると私は思います。 Self-publishing 縦276mm×横210mm ソフトカバー 136P テキスト: 日本語/中国語 サイン入り ※『新乗宇宙』の書一枚おまけ付き ↑おまかせで選べません
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『 Peer Gynt 』 富澤大輔
¥1,500
旅に出た際、ノルウェーで風邪をひいてしまい、クリスマスからお正月まで1ヶ月の間滞在した家に住む女の子を撮った写真集。富澤さんの無垢なポートレートの腕の凄さが輝いてます。ノルウェーの森は暗く、寒い上に日照時間もとても短いのですが、Miaちゃんの天真爛漫な姿はまるで悪戯な太陽の子のよう。富澤さんとの関係性が素敵な写真集です。この次に創られたGALAPAと読み比べても相互理解がより深まる楽しい写真集になっております。 自費出版 2019年 16.5×17.4cm 72p ソフトカバー サイン入り
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